冬は夏より食中毒に注意が必要です
皆さんこんにちは!すみっこケアです🫡
師走です。今年も残り1ヶ月を切りました🙂
それにしても、12月というのに、あったかい日が続きますね。しかし、朝晩と昼間の寒暖差がありますので、体調管理に注意してください。
ノロウイルスに要注意!
食中毒予防が必要なのは夏だけではありません。食中毒は1年を通して発生します。特に冬になるとノロウイルスによる食中毒が増えます。ノロウイルスは、人から人へも感染しますし、食品を介して大規模な食中毒が発生することもあるため、食品の取扱いには特に注意が必要です。少量でも手や指、食品などを介して口から入ると、体の中で増殖し、腹痛やおう吐、下痢などの食中毒の症状を引き起こします。予防のための4つのポイントは、「持ち込まない」「つけない」「やっつける」「ひろげない」です。
ノロウイルスの症状は?
感染から発症までの時間(潜伏期間)は24時間から48時間で、主な症状は吐き気、おう吐、下痢、腹痛、37℃から38℃の発熱などです。通常、これらの症状が1日から2日続いた後、治癒します。また、感染しても発症しない人や、軽い風邪のような症状で済む人もいます。しかし、持病のある人や乳幼児、高齢者などは、脱水症状を起こしたり、症状が重くなったりするケースもあるので注意が必要です。
ノロウイルスによる食中毒は、1年を通じて発生しています。特に冬場に多く、過去5年間の月別の発生件数の推移をみると、11月から増え始め、12月から翌年1月が発生のピークとなっています。また、1件あたりの患者数が多くなる傾向があることから、1年間に発生する食中毒患者数全体の4割以上を占めており、時には患者数が500人を超える大規模な食中毒となることもあります。
ノロウイルスによる食中毒の感染経路や予防方法を正しく理解し、ノロウイルスによる食
予防の4つのポイント
1 持ち込まない
調理する人がノロウイルスに感染していると、その人が調理した食品を食べることによって多くの人にノロウイルスが二次感染してしまいます。ノロウイルスによる食中毒を防ぐためには、調理場にウイルスを持ち込まないことが重要です。 腹痛、下痢などの症状があるときは、調理をしないようにしましょう。
2 つけない
トイレの後、調理をする際や食事の前によく手を洗いましょう。
手洗いの後、使用するタオルは清潔なものを使用しましょう。
3 やっつける
食品に付着したノロウイルスを死滅させるために、中心温度85℃~90℃で90秒間以上の十分な加熱をして食べましょう。
4 拡げない
嘔吐物や糞便などの汚物を適正に処理しましょう。市販の塩素系消毒剤の濃度は5%~6%ですので、適正に希釈して、浸すようにふきとってください。
食器などは、熱湯(85℃以上)で1分以上加熱するか塩素系消毒剤に浸して消毒しましょう。
嘔吐物の処理方法
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